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The Mark of the Beast

アーティスト
はらぺこ僧侶
制作
METANOIA

聖書に登場する「獣(Beast)」や「アザゼル」を、外側の敵ではなく人間自身の心にある「恐れと孤独の影」として見つめ直す。暗闇の底にまで降りてくるキリストの愛と赦しを描いたゴシックメタル作品。

LISTEN

まず、音からひらく。

曲を聴きながら、この作品が生まれた背景をゆっくり読み進めてください。

獣の印、そして心の闇

この曲には、ヨハネの黙示録や旧約聖書に登場する「Beast(獣)」「Azazel(アザゼル)」といった、一見すると恐ろしい響きを持つ言葉が登場します。

この曲での「獣」は、人の内側にある恐れや孤独の影とも重ねて描かれています。ただし、黙示録の「獣」自体の歴史的・神学的意味と同一視はしません。大病への恐怖、死への不安、誰も信じられなくなる孤独、そして神様さえ呪いたくなるような自分自身の心の中にある「恐れと闇の影」を、ゴシックメタルの象徴表現として描いています。

恐れに飲み込まれないために

自分の心の中にそんな暗い感情や弱さを見つけたとき、私たちは「こんなことを考える自分はダメだ」と自分を裁いて隠そうとします。

でも、荒野へ放たれた身代わりの山羊(アザゼル)のように、イエスさんは私たちの最も暗い罪や孤独をすべて背負って十字架にかかってくださいました。「全ての名は 御名の前に沈む」「闇にさえ 神は宿る」という歌詞には、どれほど深い恐怖の夜であっても、キリストの愛が届かない場所はないという確信を込めています。

黙示録の象徴と歌の解釈

恐れを締め出す完全な愛と、暗闇さえも光のように照らされる神様の臨在を語る聖句が背景にあります。

ヨハネの手紙第一4章18節の「全き愛」と「恐れ」の関係は、直前の「神は愛です」という宣言や、神の前に立つ日への恐れという文脈の中で語られています。楽曲の中で描く恐れを、この愛の言葉と重ねながら考えます。

ヨハネの手紙第一 4章18節/詩篇 139篇11〜12節

LYRICS歌詞

闇に生まれ 光を知らず
痛みの海を越え 蘇る

炎が海を舐め 月は赤く泣く
天使の残響が 名を囁く
凍てつく鎖は 天を縛り
神々の涙が 地を濡らす

手を掲げよ 夜の王国へ
十の角、七の冠 Beast
墓場の鐘が鳴り響き
ハレルヤは悲鳴に変わる
恐れと信仰が ひとつに溶け
救いは血の中に眠る

荒野を彷徨う 罪の影
風に運ばれる名 Azazel
贖いのために放たれ
砂の上に涙を刻む

暁に堕ちた 明星よ
金の焔に焼かれた Lucifer
悪魔さえも愛を嘆き
その美に滅びを映す

燃える翼よ 歌え Seraphim
聖と穢れが 舞い踊る
虚無の王冠を掲げて Satan
祈りは絶望の形をとる

全ての名は 御名の前に沈む!

獣も天使も 鏡のように
同じ光を宿している
塵より甦れ Nephilim

「見よ、新しき天と地が来る」

血は涙となり 涙は朝になる
闇にさえ 神は宿る
アーメン ハレルヤ
愛が勝利した

灰は灰に 魂は炎に
誰もが名を持つ 夜の子
闇を抱いて 神を讃えよ
私の中で 光が生まれる

CREDITS

作品情報

アーティスト
はらぺこ僧侶
作詞
はらぺこ僧侶
作曲
はらぺこ僧侶
歌唱
はらぺこ僧侶
制作
METANOIA
公開日
2025年10月30日