MusicGothic Hymn Metal & Hymns
主よみもとに近づかん - Nearer, My God, to Thee -
- アーティスト
- はらぺこ僧侶
- 制作
- METANOIA
創世記28章の「ヤコブの梯子」をもとに生まれ、広く歌われてきた讃美歌『主よみもとに近づかん』のロックカバー。ヤコブの夢と喪失の夜に祈る意味を考える歌詞の背景。
石を枕にした夜
19世紀にサラ・フラワー・アダムズによって書かれ、タイタニック号が沈みゆく最期にも演奏されたと伝えられる讃美歌『主よみもとに近づかん(Nearer, My God, to Thee)』を、Gothic Hymn Metalの重厚なサウンドでカバーしました。
苦しみや喪失そのものを「良いこと」や「恵み」と簡単に呼ぶことはできません。ただ、すべてを失ったように感じる冷たい夜にも、神様は遠く離れた場所ではなく、すぐそばにおられるのではないか。苦しみの中でこそ「主よ、みもとに近づきたい」と願った先人たちの祈りに、自分の声を重ねました。
遠いと思っていた神へ
歌詞にある「石の上の かりねの 夢にもなお 天を望み」という言葉は、旧約聖書のヤコブがひとり荒野をさまよい、冷たい石を枕にして眠った夜の場面を描いています。
石を枕にしたヤコブの夢は、孤独や不安の中にも神が語りかける場面として読むことができます。創世記28章ではヤコブ自身の逃避行と神の約束が語られていることを踏まえ、歌に重ねて考えます。
ヤコブの夢と讃美歌
この讃美歌の原典となった、創世記28章のヤコブの夢の場面です。
注目したいのは、13節で「主が彼のかたわらに立っておられた」と記されている点です(ヘブライ語本文では「彼の上に/彼のすぐそばに」と読める表現です)。ヤコブが天の頂まで自力で登っていったのではなく、石を枕にして寝ている彼のすぐ隣に、神様のほうから降りてきて立っていてくださいました。
創世記 28章11〜13節
LYRICS歌詞
主よみもとに近づかん
主よ みもとに 近づかん
のぼるみちは 十字架に
ありともなど 悲しむべき
主よ みもとに 近づかん
さすらうまに 日は暮れ
石の上の かりねの
夢にもなお 天を望み
主よ みもとに 近づかん
主のつかいは み空に
かようはしの 上より
招きぬれば いざのぼりて
主よ みもとに 近づかん
Then with my waking thoughts
Bright with Thy praise
Out of my stony griefs
Bethel I'll raise
So by my woes to be
Nearer my God to Thee
Nearer my God to Thee
Nearer to Thee
うつし世をば はなれて
あまがける日 きたらば
いよよ近く みもとにゆき
主のみ顔を あおぎみん
CREDITS
作品情報
- アーティスト
- はらぺこ僧侶
- 原曲
- Nearer, My God, to Thee
- 原作詞
- Sarah Flower Adams
- 作曲
- Lowell Mason
- 日本語詞
- 日本基督教団讃美歌委員会(1954年版)
- 歌唱
- はらぺこ僧侶
- 制作
- METANOIA
- 公開日
- 2026年3月13日