MusicGothic Hymn Metal & Hymns

鎮花 - Veiled Affection -

アーティスト
はらぺこ僧侶
制作
METANOIA

初期の『幸福の幻響咆哮』にも収録され、Gothic Hymn Metalとしてリメイクされた『鎮花』。夜の静けさ、失うことへの恐れ、そのなかでも愛を信じたいという思いを歌う作品の歌詞と背景。

LISTEN

まず、音からひらく。

曲を聴きながら、この作品が生まれた背景をゆっくり読み進めてください。

この曲の現行MV:『鎮花 - Veiled Affection -(2026 Remastered)』を公開しています。2026 Remasteredの歌詞・背景を読む →。このページでは旧版の歌詞と作品の歩みをそのまま残しています。

『鎮花』が生まれ変わるまで

『鎮花』は、喪失への恐れと、そこからなお愛を信じようとする思いを描いた曲です。初期の『幸福の幻響咆哮』に収録された版を経て、『聖域の幻響咆哮』ではリメイク版がGothic Hymn Metalの第1曲となりました。実体験を背景に持つ作品ですが、歌詞のすべての情景をそのまま自伝とは扱いません。

風の音や夜の静けさが、失うことへの恐れを呼び起こす。そんな情景が、言葉と音楽の中に描かれています。静かな時間に押し寄せる不安と、「まだここにいたい」という叫びが同じ曲の中にあります。

怖くても愛を信じたい

誰かの温もりに触れることさえ怖くなる夜があります。なぜなら、愛を知ってしまえば、失うことや離れることがもっと怖くなるからです。

それでも「今は愛を信じたい」「君の世界に光が差すように」と願う声があります。傷つくことも失うことも怖い。その気持ちを消してしまうのではなく、怖さを抱えたまま愛へ向かおうとするところに、この曲の祈りがあるように思います。

死の陰の谷を歩く祈り

死の影の谷を歩くような恐怖の中でも、決して一人にはされないという詩篇の祈りがこの曲の底に流れています。

詩篇23篇では、危険や恐れを語るところで、神への呼びかけが「あなた」へと移ります。詩篇そのものは羊飼いである主への信頼を語っています。『鎮花』に重ねるなら、暗闇の中でなお誰かの愛を信じたいという祈りとして読むことができます。ただし、これは楽曲への解釈であり、詩篇の歴史的意味そのものではありません。

詩篇 23篇4節

LYRICS歌詞

いつからだろう afraid of the end

風の歌も 夜の静けさも

ただの景色だったあの頃は

何も怖くなかった

でも今は ここにいたい

君の声が 君の笑顔が

You’re the light, you’re the guide

そばにいる ただそれだけで

Fureru koto sae, afraid to try

儚い光 夜に揺れて

それでも今は 愛を信じたい

Hold me tight, never let go

ひとりならば 静寂の中

何も求めず 消えていくだけ

でもこの手は 誰かの温もりを
知ってしまったから

だから今は 願い続ける
たとえ時が 離れても

Your voice, your smile, stay by my side

この世界を 照らし続ける

Fureru koto sae, afraid to try

儚い光 夜に揺れて

それでも今は 愛を信じたい

Hold me tight, never let go

だから怖い、だから願う

That tomorrow will still be yours

That love will always fill my heart

静かな夢の 中でもいい

君の世界に 光が差すように

いつからだろう afraid of the end

でも君の声は 消えない…

CREDITS

作品情報

アーティスト
はらぺこ僧侶
作詞
はらぺこ僧侶
作曲
はらぺこ僧侶
歌唱
はらぺこ僧侶
制作
METANOIA
公開日
2025年10月10日