
おはようございます☀ はらぺこ僧侶です。 昨夜、台風情報を見ていたんですけど……18号、19号、20号、21号って、ずらっと並んでて、思わず「多い多い」って声出ました😂🌪️台風まで渋滞しなくていいんですけどね。 調べてみたら、2026年は8月だけですでに8個、今年に入って21個も台風が発生してるそうで、その中でも18号が沖縄へ近づいています。 なので今日は「また台風かぁ……」と思いながら、沖縄の昔の人たちはこれをどうやって乗り越えてきたんだろうって、ちょっと調べていました。 そしたらね、すごく好きな言葉を見つけたんです。 「抱護(ほうご)」です。 抱く、護る。 なんかもう、漢字だけでちょっと優しくないですか😌 沖縄では昔から、家の周りに石垣を積んだり、フクギなどの木を植えたりして、強い風から家や集落を守ってきました。 特に面白かったのが、琉球王国時代の政治家、蔡温(さいおん)という人です。 1682年に生まれて、琉球王国の三司官まで務めた人なんですけど、政治だけじゃなく、山や水、森林の管理にもかなり力を入れていて、琉球にあった「抱護」という考え方を、集落づくりや山林管理にも広く生かしていきました。 村抱護とか浜抱護とか屋敷抱護とか、家や集落、農地などを木々で囲むように守る形が受け継がれてきたそうです。 つまり、台風を止めようとしたわけじゃないんですよね。 台風は来る、風も吹く、雨も降る、その前提のうえで、大切なものの周りに守るものを育てておく。 これ、なんかすごいなぁと思ったんです。 だって沖縄の人たちは、台風の怖さを知らなかったわけじゃなくて、むしろ逆なんです。 たとえば1966年の「第2宮古島台風」では、宮古島で最大瞬間風速85.3m/sを観測していて、これは日本の観測史上1位の記録なんですけど、家屋の半数以上が損壊して、サトウキビも7割が収穫不能になったという、とんでもない台風でした。 そんな土地だからこそ「台風なんて来ないさー」では生きてこなかったんですよね。 来るかもしれない、いや、たぶんまた来る、だったらその前に木を植えて、石垣を積んで、屋根を、集落を守っておく。 何年もかけて、守るものを育てていく。 私はそこに、なんか沖縄らしい強さを感じました。 強いって、何にも怖がらないことじゃないんですよね。 「大丈夫、大丈夫」って言いながら突っ込んでいくことでもなくて😂怖いものは怖い、危ないものは危ない、だから備える。 これを考えていたら、御言葉を一つ思い出しました📖 『賢い者はわざわいを見て身を隠し、浅はかな者は入って行って痛い目にあう。』 箴言22章3節 新改訳2017 これ、すごく現実的な御言葉だと思うんです。 「信仰があるなら災いなんて恐れるな」じゃなくて、見たら避ける、ちゃんと危険を見て、身を守る。 祈ることと備えることって、反対じゃないんですよね。 台風が来ているなら祈って、そのあとにベランダの物も片付けるし、水も用意するし、スマホも充電する😂 「主が守ってくださるから窓ガラスの前で台風見物しまーす🌪️」 ……それはたぶん、信仰じゃなくて普通に危ないです😅 でもね、この「抱護」って、台風だけの話でもないような気がしたんです。 人生にも、嵐みたいな時ってあります。 突然の病気だったり、仕事のことだったり、人間関係だったり、お金のことだったり、大切な人との別れだったり……自分では止められないことって、あるんですよね。 全部の嵐を消すことはできないし、明日起きることを全部予測することもできない。 だったら、自分の人生の周りにも「抱護」を育てておく。 それも大事なのかなって思いました。 困った時に電話できる人、何もなくても話せる友達、病気になったら相談する病院、一人では無理な時に頼れる制度、戻ってこられる場所、そして祈れる場所……そういうものって、嵐が来てから突然生えてくるフクギじゃなくて、日頃から少しずつ育てていくものなんだと思います🌳 逆に、自分も誰かの「抱護」の一本になれるかもしれません。 大きなことをしなくてもよくて、話を聞くとか、連絡するとか、困っている時に「大丈夫?」って声をかけるとか、それだけでも一本の木みたいに風を少し弱くできることがある気がします。 「守る」って聞くと、私は最初、ものすごく強い壁を想像していたんですけど、沖縄の昔の人たちが残してくれた知恵は、木を育てて、囲んで、抱く、だったんですよね。 壁で全部跳ね返すんじゃなくて、抱くように守る。 この「抱護」という言葉、私は好きになりました😊 今日、台風が来る前に、まず現実の備えをしましょう。 飛びそうなものを片付けて、水や食料を確認して、スマホも充電して、家族とも予定を確認して……そして、自分の人生の「抱護」も、ちょっとだけ考えてみませんか。 「私、いざという時に誰に電話するんだろう」とか「逆に、誰かにとって私は一本の木になれてるかな」とか、そんなことでいいと思います。 嵐そのものを止められなくても、嵐の中で大切なものを守る準備はできる。 そして私は、その準備をしながらイエスさんにも祈ろうと思います🙏 イエスさん。 これから台風の影響を受ける地域と、そこに暮らすすべての方をお守りください。 危険を軽く見るのではなく、必要な時には早く行動できる知恵を与えてください。 一人で不安になっている人には、支えてくれる人がありますように。 そして私たちも、誰かを風から少し守れる一本の木になれますように🌳🙏 台風の進路にあたる地域の皆様、どうか無理せず、安全第一で。 そして皆様に主の祝福と平安がありますように🥰🙏 ゆっくりまったり……と言いたいところですが、今日は台風対策だけは、ゆっくりしすぎずにいきましょう😂🌪️ 良い一日を☀️
参照:箴言22章3節
翻訳:新改訳2017